大阪生まれ、3歳で渡米。ハイチと日本のルーツを持ち、2019年から日本国籍を選択した"日本の顔"。母となり復帰した今、彼女にとって東京は帰る場所そのもの。会場全体が味方になる一週間は、他の大会では味わえない。
2021年、この東京で五輪金メダルを掴んだ選手。出産を経て、その"金メダルの街"に前年女王として帰還する。日本のファンにとっては、あの夏の記憶とまっすぐ繋がる特別なストーリー。
パリ五輪女王が、2024年の東レPPOでも優勝。東京・有明は彼女にとって"勝利の記憶が刻まれたコート"。アジアの新女王が凱旋する舞台として、これ以上ない縁がある。
昨年の東レPPOは腰の負傷で準決勝を棄権──悔しさを残した東京へのリベンジ。その後シーズン最終戦を制した世界2位が、"やり残し"を晴らしに戻ってくる。続きが見たくなる物語。
記録の裏にある"縁"を知ると、その一球がもっと特別に見えてくる。